息子が産まれて総合病院で秘書をしながら、副業で翻訳を始めました。
副業で始めた翻訳で暮らせる金額を稼ぐようになって、秘書を退職し、独立しました。
つまり、自営業者として開業届を出しました。
その時から、息子を育てながら自宅で仕事をする働き方を始めました。
その頃は「テレワーク」「リモートワーク」など、今一般的に使われている用語はほとんどなく、他の人に自分の仕事を伝えるときに戸惑うことが多くありました。
保育園で「夜働いているので」と伝えたところ夜の飲食店で働いていると勘違いされることもありました。
「自宅で働いている」と伝えると「内職?」と言われることもありました。
現在の「テレワーク」「リモートワーク」という働き方はあまり理解されなかったのです。
テレワークとは?
Tele(離れた)とWork(働く)を組み合わせた造語で、「情報通信技術(ICT:Information and Communication Technology)を活用した、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方」を指します。
参照:厚生労働省
一口にテレワークと言っても、
①雇用型テレワーク
・在宅勤務
・モバイル勤務
・サテライトオフィス勤務
といった形態に分類されます。
雇用型テレワークとは、組織(企業や組織など)に雇用される従業員による労働形態です。
雇用型テレワークはさらに3つの形態に細分化されます。
・在宅勤務
従業員が自宅で就業する労働形態
・モバイル勤務
モバイル端末(ノートパソコンなど)を活用して、移動中の交通機関や取引先のオフィス、飲食店などで就業する労働形態
・サテライトオフィス勤務
サテライトオフィスやコワーキングスペースなどで就業する労働形態
また、自営業者のテレワークもあります。
出典:ワークフロー総研
②自営型テレワーク
自営型テレワークとは、個人事業者や小規模事業者がICT(情報通信技術)を活用して行う労働形態です。
主に自宅を事業拠点としている個人事業者や、小さなオフィスを拠点とする小規模事業がが多く「SOHO(Small Office Home Office)」とも呼ばれます
参照:テレワークの動向と生産性に関する調査研究報告書(総務省)
私の働き方はまさに自営型テレワークに当てはまります。
リモートワークとは?
リモートワークは、Remote(遠隔)とWork(働く)を組み合わせた造語であり、オフィスから離れた遠隔地で働く勤務形態を指します。
明確な定義がない点がテレワークとの大きな違いです。リモートワーク自体がテレワークの定義に含まれるため、テレワークという用語を使用していきたいと思います。
まとめ
調べてみると、自分の働き方は、近年になってようやく公に定義され、認知されるようになったと思います。
「私の働き方ってテレワークっていうんだ。」と時代が後からついてきてくれた感じです。
私の働き方が認知されるようになってとてもうれしいです。説明しやすくなったし、正確に説明できるようになりました。
息子も自分の母親の働き方を友人に説明するときに、小学生の頃は苦労していたようなので、公にこうして定義され、認知されるようになり、子供も親の働き方を説明したり認識したりできるようになったと思います。
私の自営型テレワークの状況についても今後記事にしたいと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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