お久しぶりです。今回は感動した書籍をご紹介します。
【ぼくたちに、もうモノは必要ない】佐々木典士(ささきふみお)さん著です。
ミニマリストさんたちの必読書となっている本書ですが、私もさっそく拝読いたしました。
共感・同年代
筆者が同年代ということもあり、
・掃除は状況がスライムレベルの状態で始めよう!べとべとのメタルスライムやキングスライムになってしまう前に
・天下一武道会
など、「ああーなつかしい」という表現がたくさん出てきて、著者に共感する場面が多々ありました。とても読みやすかったです。
ぜひ皆様も手に取って読んでみてください。断捨離したくなりますよ!
驚いたことに著者の佐々木典士(ささきふみお)さんは元汚部屋の住人だったそうです。
写真付きで過去の自室を記載なさっています。そして整然ときれいに整理された現在のお部屋の写真も記載されており、人は変われるんだ!私も頑張ろうという気持ちにさせてくれます。
一番印象に残っている言葉
本書で一番印象に残っている言葉は、「すぐ不幸になれる方法は他者と比べること」という言葉です。私たちはいつのまにか、他者と比べることが習慣になってしまい、自分のためのものではなく「見栄」「他者からよく見られたい」承認欲求からモノを増やし続けてしまっています。
モノに支配されてしまう
そうして本書では、モノに私たちが支配されてしまうことになると述べられています。モノがあるから、管理・維持コストがかかり、管理する手間がかかり、最優先すべきことも後回しにしてしまって後悔までしてしまうのです。
では、なぜ捨てることが良いことなのでしょうか?
著者は捨てることで幸せを実感できるといいます。モノがあるから得られなかったモノがあることへの感謝や今あるモノで暮らす幸せがあると。
そして幸せの持続時間が長いのはモノより経験だとも述べています。
本当に共感します。
私も先日断捨離をしたばかり。モノが5分の1になってミニマリストまでは長い道のりですが今あるモノが残された大事なモノであると実感し、好きなモノたちで囲まれて暮らす喜びを感じています。
まとめ
ミニマリストという言葉が先行してしまっている昨今。2015年出版のこの本が世に出た時期はまだそこまで知られていない言葉だったと思います。著者はミニマリストという言葉を普及させた先駆者でもあると思います。
この本を読んでますます断捨離を行ったことが有意義だったと思いました。
家事が簡単になりますし、「足るを知る」ことができ、必要な残されたモノたちに囲まれて暮らす生活に満足しています。満足感を得られたのも数年ぶりです。
仕事もはかどるようになりました。
決して流行だけに終わらせず、人生の生き方としてミニマリストという生き方を目指そうと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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