どうして、インデックス投資をするのですか、銀行に貯金するだけでだめなのですか？という質問をいただきました。
私がインデックス投資を始めた理由は、「インフレ」を考慮したためです。
世界でも日本でもインフレが進んでいます。インフレが進むとお金の価値は相対的に下がっていってしまいます。つまり、銀行に貯金しているだけで、お金の価値が下がっていってしまうのです。
インフレとは？
「インフレーション」の略です。
昨今、物価の上昇が進んでいることはご存じだと思います。スーパーに行ってもタマゴや牛乳、小麦粉、といった原材料となることが多い食品の値段が上がっていっています。
このように物価の上昇に伴い、お金の価値が下がっていくことをインフレと言います。
昔100円で変えた卵1パックが今では、120円する という現象、これがインフレです。
逆の現象がデフレです。
歴史的に、株式は保有期間が長いほど、価値が上がる
歴史的に見て、インデックス投資の場合、株式は保有期間が20年を超えると、ほぼトータルリターンがプラスになり、年利4%～7%の成績を収めています。
それとは対照的に、銀行の貯金から得られる利子は年々下がり続けています。
たとえば、100万円を保有している場合、インフレを考慮した世界で生きている以上、銀行に貯金しているだけでは、お金の相対的な価値が下がってしまうのです。
そのため、私はインフレを考慮して、保有している年数に伴ってトータルリターンが安定してくるインデックス投資をすることに決めました。
もちろん生活防衛費は別に現金として保有しています。
老後に備えるため
私が高齢者になるころに年金だけで生活できるとは到底思えません。
国民年金は徐々に減っています。
フリーランスには退職金がありません。
幸い私はこの仕事が好きなので年をとってもできる限り長くこの仕事を続けたいと思っています。
そう思えるような天職に就くことができたことに本当に感謝しています。
私は運が良いと思います。
日本では寿命が延びています。老後に備えなければ、長い老後の生活を安心して過ごせません。
インデックス投資を続ければ、2000万円問題も克服できます。コツコツコツコツ積み立てていけば、可能な範囲です。
私はつみたてNISAは素晴らしい制度だと思います。使わない手はないです。政府に頼りっきりではだめだということを政府自らが言っているような制度だと思います。年金制度自体がもうギリギリなのはご存じだと思いますが、国民が思っている以上に深刻なのでしょう。
まとめ
私は自分で老後のお金を用意する必要があると思いました。フリーランスなので退職金はありませんし、いつまで今の仕事を続けていけるかもわかりません。老後もフリーランスを続けたいし、続いているとしても働く量は減っているかもしれません。
そのため、保有資金には、リスク資産としてインデックス投資にてお金に働いてもらうことにしました。そのリターンはありがたく受け取ります。出口戦略も「取り崩し」をする予定です。
そのため資産は増えていく可能性があります。最終的には愛息子へと受け継ぎたいと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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